予防歯科

現在、歯の喪失原因で最も多いのが「歯周病」(42%)、次いで「虫歯」(32%)というデータがあります。
歯周病は日本人の80%以上がかかっている国民病です。なぜそれほどまでに歯を失う原因となりうるのでしょうか。
歯周病は自覚症状や痛みが出にくく、気が付いた時にはかなり進行している場合も多くみられ、早期に歯周病を治療することは歯の保存にたいへん有効であるといえます。

北欧(スウェーデン等)では、80歳で歯の本数が平均20本残っているのに対し、日本では平均7本しか残っていないというデータをご存知ですか?
日本人のほとんどが将来入れ歯になっているのに対し、北欧人はそうではありません。これは日本で予防歯科という概念があまり浸透していないからだと考えられます。
予防歯科を行うことにより、虫歯の早期発見や歯周病の進行を食い止めることが可能になります。放置され、発見が遅くなればそれだけ症状も重くなります。

当医院ではできるだけ口腔内を専用の一眼レフカメラや、口腔内カメラを用いて、撮影記録し、普段見ることのできないご自分の口腔内ときちんと向き合っていくシステムを採用しています。