顎関節症治療

以前は噛み合わせが主な原因と考えられてきましたが、最近ではいろいろな要素が積み重なって発症すると考えられています。
その原因として
①歯ぎしり(ブラキシズム)
②悪習癖(片側のみの咀嚼、頬杖をつく、うつ伏せ寝など)
③精神的ストレスなどがあります。

当医院では、副作用が少なく効率的な治療としてリハビリテーション理論を取り入れた保存療法を中心に治療を行っています。
実際の診療は次のような手順で行います。

画像検査も含めた詳細な診査を行った後、歯ぎしりやくいしばりの習癖や生活習慣の改善を行います。

障害の改善を目的にした運動練習
筋肉や関節を保護するマウスピースの装着
部分的なかみ合わせの調整
筋肉の緊張や関節の痛みを抑える薬の投与

矯正治療(歯並びやかみ合わせを修正します)
補綴治療(冠やブリッジ、入れ歯の治療を行います)
他の病院との連携(神経内科、心療内科、内科、耳鼻科、精神科)